離乳食のパンはいつから食べられる?時期別の食べ方を紹介

悩み・疑問

こんにちは、ななです。

パン作りを始めたきっかけとして、手作りのパンを家族に食べてもらいたいなと思って始められた方も多いと思います。

そして、離乳食を始めたお子さんがいる方はいつからパンを食べる事ができるか気になりますよね。

そこで今回は、パン離乳食の進め方や注意点をご紹介します。

こんなお悩みありませんか?

・パンはいつから食べさせていいの?

・初めて与える時の注意点は?

・パンの離乳食はどうやって進めるの?

こんなお悩みを解決します。

いつから、どんなパンを食べられる?

4つの離乳食期
  • 初期
    ごっくん期:生後5〜6ヶ月 離乳食を始めてから1ヶ月頃からパンOK

    1430人中 30.8%(※1)の方がパンを与えたことがあると回答。

  • 中期
    もぐもぐ期:生後7〜8ヶ月
  • 後期
    かみかみ期:生後9〜11ヶ月
  • 完了期
    ぱくぱく期:生後1〜1歳半頃

※1 授乳・離乳の支援ガイド(抜粋)p6. 平成17年度児童関連調査研究等事業報告書「授乳・離乳の新たなガイドライン策定のための枠組に関する研究」よりhttps://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/anzen/kyougikai/h20/documents/1_sankou5.pdf

離乳食期は初期から完了期まで、4つに分かれています。

パンは小麦の他、砂糖や塩など複数の食材が含まれている為、お米や野菜のペーストに慣れてきた離乳食を初めて約1ヶ月程経つ頃から与えることができます。

上記の図にあるように、離乳食初期の子どもを持つ30.8%の方が初期にパンを与えていることが分かります。

外出の機会が増えてくる時期ですので、外で気軽に購入できるパンをお子さまが食べられるようになったら便利ですよね。

ただし、市販されているバターロールや菓子パンは油脂や砂糖の量が多いので注意が必要です。

初めてお子さまにパンを与える際は、油脂や砂糖の量が比較的少ない食パンから与えましょう。

また、パンは固形ですので最初はお湯やミルクで柔らかくペースト状にする必要があります。

なな
なな

食パンの耳は乳児にとって固いので、取り除きましょうね。

うちでは、余った耳を“パン粉”にしたり“フレンチトースト”にして食べていました。

初めて与える際の注意点2つ

初めての食材を与える時はいつも緊張しますよね。

特にパンを初めて与える際には“アレルギー”と“はちみつ”に注意しましょう。

①小麦は3大アレルギーの一つ

パンの主材料である小麦は卵、牛乳に次ぐ3大アレルギーの一つと言われています。

アナフィラキシーショックなど重篤な反応を引き起こす可能性があるので、ベビースプーン1さじから与えましょう。

初めて与えるタイミングは、できるだけ病院が開いている平日の日中にし、子どもの反応を見ながら少しづつあげましょう。

②はちみつに注意

1歳未満の子どもにはちみつを与えることは厳禁です。

はちみつに含まれる、ボツリヌス菌により乳児ボツリヌス症にかかる可能性があります。

はちみつは、パンをしっとり美味しく仕上げてくれる材料ですよね。

しかし、1歳未満のお子さまにパンを作る時や購入の際には注意しましょう。

ボツリヌス菌は熱に強いので、加熱や通常の調理では菌は死なないようです。

参考:厚生労働省 はちみつを与えるのは1歳を過ぎてから。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000161461.html

パンを初めて与える時はできるだけ平日の日中にし、アレルギーはちみつに注意しましょう。

時期別 パンの与え方

ここでは時期別に与え方のポイントをご紹介します。

離乳食初期:生後6ヶ月頃(ごっくん期)

この時期は、離乳食を飲み込むこと、舌触り、味に慣れることが大切な時期。

口を閉じて舌で食べ物を前から後ろに動かしてやっと嚥下できるようになります。

この時期は調味料をつけずに、ペースト状にしてあげましょう。

1食あたりの目安量

=5〜10g

=8枚切りの食パン:1/8枚

離乳食中期:生後7〜8ヶ月頃(もぐもぐ期)

この時期は舌でつぶせる固さにしてあげましょう。

豆腐くらいの固さが目安です。

また、手でちぎると線状にちぎれたり潰れて固くなる可能性が高いのでキッチンバサミや包丁で切った方がスムーズですよ。

1食あたりの目安量

=15〜20g

=8枚切り食パン:1/4〜1/3枚

離乳食後期:生後9〜11ヶ月頃(かみかみ期)

歯茎で潰せる固さにしてあげましょう。

この頃から手づかみ食べを始めるお子さんが多いのではないでしょうか。

パンは周りが汚れにくいので手づかみ食べのメニューの一つにおすすめです。

喉につまらせるおそれがあるので、一口サイズに切って与えましょう。

また、水分補給も適宜させましょうね。

1食あたりの目安量

=25〜30g

=8枚切り食パン:2/3〜1枚

=6枚切り食パン:1/2枚

完了期:生後1〜1歳半頃(ぱくぱく期)

自分で形のある食べ物をかみつぶすことができるようになる時期。前歯で噛み取る練習をして、一口量を覚えていきたいですね。

自分で食べたい意欲も出てくる時期だと思いますので、スティック状やトーストにすると食べやすいですよ。

1歳のお誕生日には、食パンで作るケーキも可愛いですよね。

1食 あたりの目安量

=40〜50g

=8枚切り食パン1枚位

なな
なな

いい歯並びにするには、「前歯で噛みちぎる練習が大切ですよ。」と、息子の通う歯医者で言われました。せんべいのように必ずしも固い食べ物でなくてもいいようですよ。

注意

窒息のおそれがあるのでパンの詰め込みすぎに注意しましょう。

参考:厚生労働省 授乳・離乳の支援ガイド(2019年改訂版)https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_04250.ht

まとめ

・パン離乳食の開始時期は離乳食を始めて1ヶ月が経つ頃から。

・始めてのパンは食パンから。

アレルギーはちみつには特に注意しましょう。

・喉に詰まらせないように気をつけましょう。

ななめめ
ななめめ

余ったパンは、1食ごとにラップに包んで冷凍庫に入れましょう。

ここまで読んで頂いたみなさん、ありがとうございました。

手作りパンをお子さんと一緒に食べることができる日を楽しみにしましょうね。

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